2009年 02月 23日
衿の原点はここから~スタンドカラー
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スタンドカラーのご紹介です。
このスタンドカラーが実は衿を生む原点となったのです。古代ローマ帝国ではチュニックと呼ばれる頭からすっぽり被る服を着用していました。そのチュニックは重ね着のように上下で着用した時、肌着側になったのが現在のシャツの原点だと言われています。その頃は被り易いように衿ぐり部分に切り込み(スリット)が入っていましたが、1300年以降のフランスはノルマン地方の貴族によってバンドカラーが発明されたそうです。補強の意味と寒さしのぎで発明されたそれこそスタンドカラーの起源となりました。そこから羽根が付き現在の衿へと発展して行った訳です。実に長い歴史です。
立衿..まさにスタンドカラーで、現在ではこう呼ばれる事が一番多いようです。他にもバンドカラーと呼ぶ事もあります。衿が付かないのでフォーマルやドレッシーなシャツには向かず、昔から労働用のシャツに用いられた事が多いですが、現在ではリラックスできるオフのシャツとして、羽根の付いたシャツと変わりなく人気の衿型です。

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スタンドカラー 基本仕様 衿腰3cm
衿-羽根=スタンドカラーというイメージが湧きますが、普通の羽根付き衿とは台のそり加減が逆になっているので、スタンドカラーの独立した型紙で製作しております。(そり型にする事で丸味が綺麗に付きます)
画像は衿の先が丸くなっていますが、直角にしたりチャイナ服のような被さり合わない衿型もございます。
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スタンドカラー(2ヶ釦) 基本仕様 衿腰3.5cm
前に2個ボタンの付いたタイプです。当然前後腰が高くなりドレッシー度が高くなり羽根が付いた衿に負けず劣らずインパクト大のスタンドカラーですね。
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スタンドカラー(2段型) 基本仕様 衿腰(2段併せて)3.5cm
これはさらに進化させた型で、スタンドの土台にもう一つスタンドカラーをかみ合わせた形です。カジュアルに着るもよし、ドレスシャツで着るもよし衿元に注目が集まる形です。応用として、格子柄生地で上のスタンド部分をバイアスとりにして合わせたり、ストライプ柄生地で上スタンド部分を縦縞(横地取り)にしたりするとより一層カジュアル感が増します。
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by h-shirts | 2009-02-23 21:23 | 衿型カフス型一覧


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